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松山味酒工場跡地の土壌等に係る調査結果について

平成23年3月10日
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 セックス 無料 ビデオ​(社長:檜垣俊二)は、環境問題への対応を重要な経営課題と位置づけ、土壌環境問題につきましても時代の要請に応えて自主的かつ積極的な対応を行っております。
このたび、当社の旧味酒工場跡地利用計画に伴い土壌調査などを実施しました結果、用地の一部区画におきまして、土壌汚染対策法の基準を超えるベンゼン・シアン・鉛が検出されましたので、報告させていただきます。
調査結果につきまして、管轄行政(松山市)殿に報告するとともに、今後は管轄行政殿の指導を受けながら適切な土壌汚染対策を実施してまいります。
1.調査をした個所
 
(1) 所在地
  愛媛県松山市味酒町1-3(旧当社味酒工場跡地)
(2) 用地の履歴
 
明治45年~昭和42年頃  味酒工場操業開始。石炭を原料とし、都市ガス製造
昭和43年~昭和60年頃 石油系原料(ナフサ、LPG等)を使用し、都市ガス製造
昭和61年~平成14年頃 味酒工場操業停止・設備解体後支店事務所として利用
平成15年 ~ 支店移転後、テナントビル・駐車場等を建設
 
2.調査結果について
 
(1) 土壌調査の結果
  【1】土壌ガス調査の結果
 
特定有害物質の種類 総検体数 検出数 最大値(vol ppm)
ベンゼン 12 3 0.14
  【2】土壌溶出量調査の結果
 
特定有害物質の種類 総検体数 検出数 溶出量最大値(mg/L) 指定基準値(mg/L)
シアン化合物 12 6 2.2 検出されないこと
  【3】土壌含有量調査の結果
 
特定有害物質の種類 総検体数 検出数 含有量最大値(mg/kg) 指定基準値(mg/kg)
12 1 250 150
上記調査で検出されたベンゼン及びシアン化合物について、それぞれ最も濃度の高かった
1地点でボーリング調査と地下水調査を実施した。
土壌のサンプリングは、以下に示す深度から採取した。
特定有害物質の種類 総検体数 深度
ベンゼン 12 表層、表層下0.5m、1mから10mまで1mごとの土壌
シアン化合物 7 表層、表層下0.5m、1mから5mまで1mごとの土壌  
  【4】ボーリング調査の結果
 
特定有害物質の種類 結果
ベンゼン 全ての深度で基準値以下であった。
シアン化合物 表層下0.05~0.5mで1.7mg/L検出され基準値を超過、その他の深度は全て不検出であった。
(2) 地下水調査の結果
  当用地内における地下水につきましても調査しましたが、基準を上回る物質は検 出されませんでした。
 
3.汚染原因(推定)
   石炭を原料としていた時代(明治45年~昭和42年頃)の都市ガスの製造過程において、土壌に浸透したものと推定されますが、正確に原因を特定することは困難です。
 
4.今後の対策
   管轄行政殿の指導を受けながら適切な土壌汚染対策工事を実施致します。