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香川県で2店目の天然ガススタンド 「丸亀エコ・ステーション」がオープンします

平成17年12月8日
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 四国ガスは、12月20日、香川県では2店目、丸亀市内では始めてとなる天然ガススタンド「丸亀エコ・ステーション」を開設します。この「丸亀エコ・ステーション」は、今年9月リニューアルオープンした既存のガソリンスタンドに天然ガス自動車の充填所を併設したもので、建設及び運営は四国ガスが行い、充填などの日常業務は天野商事が行う形態です。
完成にあたり、下記の通りオープニングセレモニーを行います。

オープニングセレモニー
 
日時  平成17年12月20日(火)午前11時~11時40分
場所 丸亀市今津町508番地
天野商事(株)セルフ&エコ丸亀西SS内

丸亀エコ・ステーションの概要
1.所在地
 
 丸亀市今津町508番地
天野商事(株)セルフ&エコ丸亀西SS内
TEL 0877-25-2200
2.建設費
 
 総額約1億円
 本エコ・ステーションの建設費については、国より「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策補助金」枠の「事業用燃料等供給設備設置費」の交付があり、交付予定額は約9,000万円。  
3.主な設備概要
 
 ガス圧縮機   250m3/h 1基
 蓄ガス器 250リットル   10本
 ディスペンサー  ダブル 1基
4.充填所要時間
 
 普通乗用車  3~5分
 トラック  7~10分
5.販売価格
 
 お客様の利用台数により、1m3(ガソリン1リットルにほぼ相当)あたり65円~80円(消費税抜き)

エコ・ステーションは、天然ガス自動車の普及促進には欠かせないインフラですが、現在、香川県内には、高松市内の「朝日町エコ・ステーション」の1店しかなく、環境保全を進める官公庁や排ガス規制対策を進める運輸業界などから、中讃地区での建設が要望されていました。
ディーゼル車規制強化の動きや、国が目標と掲げている「2010年までに天然ガス自動車100万台」の方針なども背景に、SOx(硫黄酸化物)や黒煙(粒子状物質)をまったく排出せず、ガソリン車やディーゼル車に比べ、NOx(窒素酸化物)やCO2(二酸化炭素)の排出量も少ないクリーンな天然ガス自動車の普及が、この度のエコ・ステーション完成により、さらに進むものと期待されています。

参考資料
 
天然ガス自動車(NGV:Natural Gas Vehicle)
   クリーンな天然ガスを燃料とする自動車で、ガソリン車やディーゼル車に比べ、NOx(窒素酸化物)やCO2(二酸化炭素)の排出量も少ない環境負荷の小さい低公害車です。燃料の天然ガスは、高圧に圧縮されて自動車内のガス容器に充填されます。
現在では、バスやトラック、軽自動車まで幅広く実用化されており2005年11月末現在、全国で25,558台の天然ガス自動車が走り、天然ガススタンドは289ヵ所整備されています。国も、天然ガス自動車と充填設備の普及促進を補助制度や税制優遇を通して支援しており、2010年に天然ガス自動車100万台の普及を目指しています。
四国地区では、平成17年12月5日現在、今治地区22台、高松地区48台の計70台が走行しています。
四国内の天然ガススタンド
 
1) 高松朝日町エコ・ステーション(平成15年11月オープン)
高松市朝日町2丁目2番2号 讃高物産朝日町セントラル給油所内
2) 今治エコ・ステーション(平成16年10月オープン)
今治市共栄町5丁目2番地の1 四国ガス今治支店構内
四国ガスの天然ガス転換状況
   四国ガスは現在、都市ガス原料をこれまでの石油・石炭系から天然ガスに切り替える「天然ガス転換」を平成14年から進めていますが、既に今治、高松地区を終え、現在、坂出・丸亀地区の転換作業を行なっています。11月末現在、四国内で都市ガスをお使いの約270,000戸のお客さまのうち、約40%にあたる110,000戸のお客さまが既に天然ガスをお使いいただいています。香川地区の天然ガス転換が終了するのは平成18年4月で、以降、徳島、高知、松山、宇和島地区の転換を順次進め、四国全域が終了するのは2010年の予定です。